はじめに
ニッセイ基礎研究所の「札幌オフィス市場」の現況と見通しによると、北海道におけるテレワーク実施率(2022 年2 月調査)は19%で、1回目の緊急事態宣言直後(2020年4月調査)に大きく上昇した後、概ね横ばいとなっている。(図表-16)
出典:ニッセイ基礎研究所「札幌オフィス市場」の現況と見通し(2022年)
https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=71649?pno=3&site=nli
札幌市においてもテレワークの普及が進んでいるものの、東京や他の地方主要都市と比較してその進捗スピードは緩やかであり、現時点においてテレワーク需要がオフィス需要に与える影響は限定的だと言える。この見解は逆に言うと、少なからず対面オフィスのニーズは存在しているということになる。
そこで、タイトルにある「DWS」「AWB」というワードです。
DWSとは
デジタルワークスペースを略したもの。
インターネットに接続さえすればどこにいても会社内と同様に仕事ができるよう、業務に必要な情報、コミュニケーションツール、会議の場などを「デジタル空間」に集約した仕事環境のこと。
ABWとは
アクティブベースドワーキングを略したのがABW。
仕事内容や気分に合わせて、働く場所や時間を自由に選ぶ働き方のこと。
DWSをABWするとは
冒頭にご紹介した通り、札幌市のテレワーク普及スピードは緩やかです。その要因は対面オフィスに対しての根強いニーズがあるからと言えるでしょう。
したがって、これからはテレワークも可能で対面業務も可能なオフィス。それでいて社員エンゲージメントが向上するオフィスが注目される可能性があります。
DWSをABWするとは、どこにいても仕事ができ、かつ生産性と効率を高めるデジタルな環境をベースとして、自宅でも作業効率が良く、ワークライフバランスが実現でき、オフィスでも自席のフリーアドレス化による備品コスト削減や、働きやすい企業のイメージ形成、気分転換につながる環境を提供することで発想力を向上させるといった目標を実現するための複合的な取り組みを表します。
DWSを実現するには
三好商会では「これからのオフィスにできること」として、効率的に、快適に、発展的に、働くための空間づくりを提案しています。
加えて、DXアドバイザリー企業としてのノウハウをオフィスデザインに活かすことで、DWS実現に貢献します。
では、どのような取り組みをおこなっているか、オフィスのペーパーレス化を例に参考イメージでご紹介します。
このように、紙ベースでおこなっていた業務をデジタルによる見える化、契約書や請求書もデジタル化することで、ペーパーレスの実現に向けて支援いたします。
ペーパーレス化により、あらゆる面で新たな時間を捻出することができ快適な仕事環境の実現を支援します。
ABWを実現するには
三好商会ではオフィス環境をご提案するにあたり専属デザイナーを配置しています。お客様のご要望に沿ったカタチ、かつ新しいご提案もご参考にできるよう努めています。
では、ABWに向けての提案例を参考イメージをご紹介します。
個室・執務スペースなど、作業内容やその日の気分により自由な場所で働くことが可能で、個々の好みに合わせて最適な環境を選ぶことができるというメリットを演出します。
ミーティングスペースなどは、新しい発想でアイデアが生まれやすい環境を演出します。
コミュニケーション機能を保ちつつ、リラックスできる空間も重要です。
DWSをABWするオフィスデザインは、DX~デジタルトランスフォーメーションと働き方改革をハイブリッドに実現を目指すひとつの手段と考えています。
三好商会ではデジタルとオフィスデザインそれぞれのノウハウを最大限活用することでお客様の「最適」をご提供するとともに「課題解決」にも貢献いたします。
お困りの際は、お気軽にお問い合わせください。
このサービスのその他の情報
Digital transformation 三好商会が考えるDX
お客様が保有する経営資源を、データデジタル技術、アイデアを使用して、デジタル化します。
さらに、業務だけではなく、組織や文化、ビジネスの仕組み(事業戦略と収益構造)までを変革することにより、新しい価値を創造して、企業カルチャーをアップデートします。